マイクロ法人給与を少なく振り込んでしまった時の対応

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コギト

やってしまいました…。

マイクロ法人三年目、運営にも慣れてきましたが、見落としをしてしまったんです。

忘れていたのは4月に社会保険料が変わること。

社会保険料は自動引き落としなので問題ないのですが、問題はそれに応じて自分に振り込む役員報酬(給与)振り込み額も変わること。

フリーランスさん

え、社会保険料によって役員報酬額は変わるの?

コギト

自分に振り込む給与は設定した役員報酬額−社会保険料の額なんです。

私の2025年の役員報酬は13,000円に設定していました。

この役員報酬額の設定自体は社会保険料額によって変更する必要はありません。

ただし、役員報酬設定額13,000円をそのまま自分に振り込むのではなく、そこから社会保険料の個人負担額を引いた金額を給与として毎月自分に振り込むことになります。

2025年3月までは社会保険料は23,159円で、個人負担分は11,422円。

よってマイクロ法人から私個人に支払う給与額は13,000円ー11,422円=1,578円。

法人口座から毎月自動振込にしていました。

2025年4月からは社会保険料が変わり、23,095円に。社会保険料がちょっとだけ安くなった分、個人としての私に支払う給与をその分多くしなければ、「給与13,000円」を支払ったことにはならないです。

毎年4月に来る納入通知書をしっかり確認して4月分の給与を変更して振り込む必要があります。

協会けんぽの保険料額表で確認してみると、2025.4〜の社会保険料の自己負担額は3337.9円+8052円=11389.9円→四捨五入で11,390円です。

役員報酬額として設定した13,000円からこの11,390円を引いて1,610円を自分あてに振り込まなければいけませんが、前年までの1,578円のままずっと振り込んでしまっていました。

コギト

振り込みは会計ソフトに自動反映されるので、間違うとややこしいことになります…

私と同じように4月の社会保険料変更を華麗にスルーしてしまったあなたのために、今回は私がやって修正方法と手順をシェアしてあげますよ(自慢にならない)

ブログ運営者
コギト
  • 40代後半・独身男
  • 大学院修了後一年浪人の後、教員採用試験に合格し18年勤める
  • 職場での人間関係や働き方に疑問を感じ、人生のこれからについて考え直す
  • 2020年コロナがきっかけで副業を始める、2021年には副業収入6桁超え
  • 教員を辞めることを決意、2023年3月に退職、5月には公務員時代の月収を超える
  • 現在フリーランスをしながらマイクロ法人3期目、非常勤講師もすることに

マイクロ法人のコストを節約する裏ワザを教えます→こちらから

目次

給与の振り込み額を間違えてしまったときの処理

1610円振り込むところを間違えて1578円振り込んでしまったら、会計ソフト上はこうなっています。

振り込みはマネフォに反映されているので修正がややこしくなる

この仕訳を消して調整していくのはちょっとややこしいので、この仕訳はこのまま活かして処理していくことにしました。以下のような手順です。

給与振り込み間違い訂正の手順
  1. 銀行で今後の定期支払額を修正する(1,578円→1,610円)
  2. 支払っていない給与分(差額)を「未払金」として処理する
  3. これまでの差分の合計を未払金を相殺する形で個人口座へ支払い
  4. 3の振り込みを仕訳

①今後の支払額を修正

銀行口座から、今後の振り込み処理について正しい振り込み額に訂正するのが第一ですね。

コギト

これでとりあえず止血。

②給与差額を含めて処理する

支払っていなかった給与分は毎月1,610円−1,578円=32円です。

この32円は「未払費用」という勘定科目で処理します。

念の為マネフォでは補助科目も設定しておくとわかりやすいかも。

各種設定→勘定科目追加で「未払費用」に「役員報酬差額」という補助科目を設定しました。

先程画像で載せた「間違って振り込んでいる1,578円の仕訳」の行数を3行に増やして以下のように書きかえます。

数字もいろいろ変えます。

通常、何も間違っていない場合の給与支払いの仕訳は以下のようになります。

借方貸方
給料賃金 13,000円普通預金 1,610円
法定福利費 11,390円

ここに払っていない分の32円を未払費用として追加する形になりますね。

借方貸方
給料賃金 13,000円普通預金 1,578円
未払費用 32円
法定福利費 11,390円
支払いは処理したけど、差額は支払っていないということにできる

こうすると、「給料について正しく記帳はしているけど、まだ支払っていないお金があるだけ」という状態になります。

上の仕訳についてよくわからない方は、マイクロ法人の給与の支払いの処理についての記事をお読みください→こちら

これを間違って支払いをした全ての月の仕訳について訂正していきます。

逆に多く払ってしまった場合の処理は「仮払金」などで処理するようなので、書いてみると以下のようになるかと思います。

借方貸方
給料賃金 13,000円普通預金 1,700円
仮払金 90円法定福利費 11,390円
1,610円振り込みなのに1,700振り込んでしまったとき

③間違っていた差分の役員報酬を振り込み

「間違っていた差分(32円)」×「間違っていた月数」の額を自分個人口座に振り込みます。

コギト

計算したものと残高試算表の額を確認しましょう。

私は9ヶ月間間違っていたので32×9=288円となりました。

念の為会計帳簿の「残高試算表」で確認してみると、

ちゃんと合ってます。

補助科目などで項目分けしておくと、このような場合の確認に便利。

多く給与を振り込んでしまった場合は逆に個人の口座から法人の口座に差分を振り込みます。

④振り込みを仕訳

振り込んだ額が会計ソフトに反映されるのを待って処理します。

借方貸方
未払費用 288円普通預金288円
フリーランスさん

これで一件落着だね。

コギト

4月の社会保険料の変更で振込額が変更されるのを忘れないようにしましょう!

給与を多く払ってしまった場合に仮払金を返金した場合の処理は以下になります。

借方貸方
普通預金 90円仮払金 90円
多く払った分が銀行に入金され、仮払金が相殺されればOK

今回の記事内容も含めてマイクロ法人の毎年の運営方法についてまとめている記事も是非お読みください。

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今回は以上です!

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