【退職その後の生活】教員・公務員からフリーランスになった私が1ヶ月後に思うこと(体験談)

【退職-その後】教員・公務員からフリーランスになった私が1ヶ月後に思うこと
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2023年3月に教員を辞めてフリーランスになりました。

コギト

今のところストレスフリーで日々充実しています!

やめたい教員

なる前となった後で思ってたことと違う、とかあったのかしら?

フリーランス生活についてなる前にいろいろ想像していたところもありましたが、実際になってみてどう感じたのかを備忘録的に書いておこうと思います。

これから教員や公務員の退職を考えている方や、フリーランスになった後の気持ちや生活について知りたい方は参考がてら是非読んでいってください。

目次

フリーランスは大学生に戻ったような気分

フリーランスは大学生に戻ったような気分

教員時代の最後は学年主任などの中間管理職的な立場だったため、

  • 学年全体の生徒の問題対応
  • 学年教員の欠員の調整
  • 管理職に学年で起きた問題や事故の報告

など、やたら火のあるところに飛び込んだり、損な役回りが回ってきたり、言いにくいことを言わなければならなかったり、というストレスなことが多かったです。

コギト

自分は何も悪くないのに人に謝ったりとかいうことも普通にあって超イヤでした。

フリーランスは良くも悪くもやること全てが自分のことであり、自分の責任。やることはあるけど他人に責任を負うようなものではないというのがとても気楽です。

大学生もそんな感じですよね。勉強やサークル、バイトなどいろいろやらなきゃいけないことはあるけど全部自分ごと。変な責任から解放されたという意味で大学生に戻ったような気分です。

サザエさんシンドロームよ、さらば

サザエさんシンドロームよ、さらば

よく言われることだとは思いますが、フリーランスになり曜日感覚が希薄になりました。

意識して確認しないと今日が何曜日なのかよくわからないんです。

コギト

よって曜日で決められているゴミ出しはめっちゃ忘れそうになります

明日は土日!という喜びや爽快感は確かになくなったのですが、「明日からまた仕事…」という絶望感に満ち溢れたサザエさんシンドロームを日曜の夕方に感じて心が暗くなることもなくなりました

日曜日に友達と遊んだりしても、明日のことを気にしないで夜まで遊べて最高です!

プライベートにも集中できる

時間に追い回されなくなった

教員時代は自分の時間を捻出するためにとにかくせかせかと動いていました。

生産性は高かったと思うのですが、その弊害として「ゆったりプライベートの時間を楽しめない」ということがあったと思います。

コギト

音楽とかもう本当に集中して聴けないんですよね。

次の予定や明日のことが気になって気になって頭を支配し、気がついたら音楽なんて全く聴かずに曲が終わってたということもザラでした。

今は時間に追われることがなくなったことで目の前のことに集中して取り組むことができるようになりました。

音楽も腰を落ち着けてじっくり鑑賞できるようになりました。

信号待つのにイライラしなくなったり、電車の時間を調べなくなったり、かなりストレスも減りましたね。

時間を使って時間を買う生活からの脱却

時間を使って時間を買う生活からの脱却

フリーランスになって、教員時代の生活でやっていた不思議な現象に気づきました。

時間を買うために時間を使って働いていた」ということです。

どういうことかわかりますか。

公務員の時は多く収入をもらっていましたが、時間の余裕がないため、時間を捻出するために例えば次のような出費をしてしまいがちでした。

  • 洗濯が面倒だからクリーニング
  • 自炊の暇がなくて外食中心
  • 買い物の暇がなくて買いだめで浪費

時間があれば出費しなくてもいいことに、時間がないから余計な出費をする。

これって「お金もらうために売った(働いた)時間を、またお金で買い戻している」っていうことになりますよね。

コギト

ミカンを買うためにミカンを栽培して売っているようなもの

時間もプラマイゼロ、お金もプラマイゼロになるんだったらはじめから何もしなければよかったのでは?という結論になるのですが、そうもいかないのが会社員の世知辛いところ。時間ゼロかお金ゼロかで中間のちょうどいい塩梅をコントロールできないのが会社員の悲しい現実だったりするわけです。

ともかくもそんな変なことをしていた自分からは抜け出せました

時間は想像していたほどはあるわけじゃない

時間は想像していたほどはない

フリーランスになったら「あれもできる」「これもできる」と時間があたかも無限にあるような幻想を抱いていました。

もちろん週5で出勤していた頃よりは全然時間の余裕があるのですが、思ったよりも時間が増えているようには感じないというのが実感です。

コギト

1日ゆっくり行動しているということもあるのでしょうがね。

フリーランスになる前に私が考えていた、理想的な夢の1日の予定はこんな感じです。

午前

  • 太陽の光と共に起床(目覚ましはかけない)
  • ゆっくりコーヒーを飲みながら朝食
  • 読書、散歩
  • ストレッチ
  • 仕事3時間ほど
  • 昼食

午後

  • 仕事3時間ほど
  • 休憩、おやつ
  • 庭の手入れや掃除
  • 音楽鑑賞、ピアノなど趣味の時間
  • 午後5時からは自由時間

半分も無理。実際はこんな感じです↓

午前

  • しっかり目覚ましかけて起床(かけなければ確実に昼まで寝てる)
  • ジムに行って運動
  • 朝食(この時点でもはや9時半くらい)
  • 仕事2時間
  • 昼食

午後

  • 仕事3時間ほど(合間におやつや休憩)
  • ピアノの練習
  • 午後5時以降もだらだら仕事してたりする

意外とこなせるタスクが少ないです(意志力の問題な気もする)。

午前中は特に時間が過ぎるのが早く、「何もしていないのにもうお昼!」みたいな感覚で昼食食べるのに若干の罪悪感を感じたりしてます。

休みは取りやすいようで取りにくい

休みは取りやすいようで取りにくい

フリーランスになったら休みなんていつでも取れるんですよ。いや理論上は。

確かに平日に銀行に行ったり、料金の安い日程での旅行など自由にできるようになるのがフリーランスのいいところ。

ただ、

  • 安定収入がないからちゃんと働かなきゃと思っていまう
  • 「この日は仕事しない」と決断できない

という感じで仕事のオンオフにメリハリが心理的につけにくい感じがあります。

コギト

休むのに罪悪感を感じるというところがあるんだと思います。

公務員の時はどれだけやってもどれだけやらなくても給料は毎月一緒なので、隙あらば休みたいと思っていたんですが、フリーランスになってみると、ほぼ逆の考えになり、時間があったら働かなきゃ的な発想になり、違う意味で休みが取りにくくなるのはあると思います。

しかもいつでも仕事できてしまうので、どんどんダラダラやってしまいます。

なにかダラダラ仕事せずオンオフのメリハリがつけられるいい方法あったらコメントに書き込んで教えてください。いや本当に。

「暮らし」と「仕事」ではなく、「暮らしが仕事」

「暮らし」と「仕事」ではなく、「暮らしが仕事」

「暮らしと仕事」でなくて「暮らしが仕事」。フリーランスになってこんな感覚をもつようになりました。

もちろん生活しながら仕事しているという意味では公務員もフリーランスも同じですが、フリーランスの場合は、

  • 生活費もある程度経費にできる
  • 生活費を下げることで働く時間を少なくしたりできる
  • 旅行などの目標ができたら頑張って稼いだりもできる

こんな点から、より仕事と生活が密着している感覚があります。

コギト

これは経費になるか、とか、今月は売り上げ少なそうだからこれを買うのはやめようとか、考えて出費するようになりましたね。

まとめ ストレスゼロだけど経済面は心配

ストレスゼロだけど資金繰りが心配

フリーランスを1ヶ月やってみて、今のところの感想は「最高」です。

教員としてやりがいはあったものの人間関係や中間管理職的仕事内容で気を病むことが多かったのでそれが全くなくなったのがもう本当に嬉しいです。

一方で心配事はやはりお金です。

収入はあるものの、フリーランス生活自体が初めてなので1年のスパンを経験しない限りどのようにお金が回っていくのかわからないんだろうな、と思います。

せっかく自由の身になったので旅行に行ったり、コンサート聴きに行ったりもするのですが、あまり贅沢せずに1年様子を見たいな、とも思っています。

そういう意味では退職金としてまとまった金額をもらえたのは結構心の安定につながっていますね。

コギト

退職時に半年〜2年間くらいの生活費を用意しておいた方が良いというのは実感として真実ですね。

以上、フリーランスになって 1ヶ月目にして思ったことでした。また3ヶ月か半年くらいになったら考えの変化を書きたいと思います。

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