【退職その後の生活】教員・公務員からフリーランスになった私が1年後に思うこと(体験談)

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フリーランスになって1年が経とうとしています。ちょうど1年前のフリーランス初日はこんなことをポストしていました。

在宅ワークっていいなって実感したこともあり、教員やめることを目指しはじめて、なんだかちゃんと辞めることになって、フリーランス生活が2024.3で一年を迎えます。

1年経って、みなさんがフリーランスになる時の参考になるようなことから、全くならないであろうことまで、感じていることをいろいろ書いておこうと思います。

気楽に読んでみてくださいね。

コギトのプロフィール

コギト

  • 大学院修了後教員採用試験不合格で一年浪人の後、合格
  • 音楽教員として18年勤める(内、学校が変わること2回)
  • 職場での人間関係や働き方に疑問を感じ、人生のこれからについて考え直す
  • 2020年コロナがきっかけで副業を始める、2021年には副業収入6桁超え
  • 教員を辞めることを決意、2023年3月に退職、5月には公務員時代の月収を超える
  • 現在フリーランスをしながらマイクロ法人も設立して活動中!
目次

後悔か…、うん、ねぇな。

やめたい教員

フリーランスになって後悔したりする人もいるっていうけど…どうなの?

フリーランスになって大後悔!という劇的展開を期待していた人には「なんだつまんねぇな」と思われるかも知れませんが、自分としてはフリーランスになったことに全く後悔していません。

コギト

実に心穏やかな毎日。

フリーランスは会社員と比べて基本的には人間関係は少なくなることが多いと思います。自分は本来一人で過ごすことにほぼ苦痛を感じない性格なので、誰とも会話しない一日があっても全然平気でした。

ただ、他の方で「一人で仕事って耐えられない」「フリーランスが合わなかった・続けられなかった」という人がいることも確か。

自分としては以下のようなことがフリーランス生活で後悔しない・続けられる大きな要因となったと思っています。

  • コロナ禍でフリーランス在宅ワークを試せたこと
  • 生活防衛資金があったこと
  • 退職時すでにある程度稼げていたこと

ラッキーなことに教員時代になかなか経験ができない「フリーランスの生活」をコロナ禍、出勤できずに在宅ワークが強制になったことで体験することができたのは大きかったなー、と。

コギト

コロナ禍に在宅ワークってマジ最高じゃん!ってなりました。

実際この時、「在宅ワークだとダラダラしてまったく仕事にならない」と言い、強引に毎日出勤している同僚もいたのでフリーランスになった後の生活を試しておけたのは良いテストになりました。

あとは、「お金に余裕があること」はメンタル面でかなり大きいなと実感しました。

フリーランスは収入が本当にジェットコースター並。

とかキラキラポストをした5月。一瞬天下取ったくらいの気持ちになりましたがその2ヶ月後の7月は、

最高月収を記録した5月の半分どころか1/3くらいの月収となり、結構メンタルにきました。

「うわー今月の売上少ないから来月どうやって過ごそう」、とか公務員時代には感じたことなかったので、こんな感情とやっていかなければいけないのですね、フリーランスって。

そんな時に「まあ生活のための貯金もあるしー」とか「退職金あるしー」とか「投資してるしー」みたいな事実はメンタルの安心材料になるので、貯蓄・投資・副業始めておいて良かったと本当に思います。

コギト

なんだかんだ行って公務員は退職金もバカにできないくらいはもらえるので、辞めた後のメンタルは比較的保ちやすいかと思います。

「とはいえ、フリーランスになって後悔したこと、なんかあるだろ?」って言われて敢えて挙げるなら、以下ですかね。

  • 運動不足による腰痛
  • 人と喋らなくなったことでトークスキル減衰

教員現役時代から腰痛は定期的にこじらせていて、個人的にはセカセカ動くことが原因と想像していたから「ワンチャン、フリーランスになったら良くなるかも」と思っていたら全然良くなってはないですね。却って運動不足によってお腹は出るし、困ってます。ジム通ってます。

トークスキルに関してはもともと人と話すことが大好き!っていう性分でもないので、だからこそ在宅フリーランスに向いてはいたので良かったのですが、最近は人と話す時、輪をかけてトークが下手になってると感じることがあります。ま、今後自分が特に磨く必要もないスキルかもしれませんね。

コギト

教員時代にいろんな人とコミュニケーションしてなかったら完全にコミュ障だったでしょうね。それはそれで公務員はいい訓練だったと思ってます。

公務員時代よりも規則的な生活になったよ?

コギト

土日に寝溜めしたり、平日朝の早朝副業から開放されて毎日規則的になりました。

フリーランスって自由過ぎて完全に生活習慣乱れるんじゃない?と思われるかもしれませんが、人によります。

自分の場合は全く生活習慣乱れるどころか、明日仕事が早いとか残業で遅くなるとかがないので、ルーティンを強固にすることすらできてしまってます。何も用事がなければ本当に毎日同じルーティンで過ごしています。

また、シーズンによってルーティンを変えるのも結構気持ちいいです。

夏は涼しい早朝に起きて仕事するけど、冬は早朝寒いから太陽がお部屋に差し込んで暖かくなってから起きる、的な。

気分もいいし、工夫も楽しく、光熱費も節約。

確定申告したよ、納税っていうか還付だったよ

車売ったんですよねー。

フリーランスもすなる確定申告といふものをわれもとおもひてするなり。

やりかたも全部ブログ記事にまとめてみたから読んでみてくださいね。

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フリーランス1回目の確定申告は公務員時代の給与があるので、その源泉徴収票からの入力も必要でした。自分は加えてマイクロ法人からの給与もあったので、自分で発行した源泉徴収票も加えて、2枚を入力し、株の配当控除や外国税額控除など使えるものは全部使いました。

公務員時代の1〜3月の給与をもらう時に結構たくさん所得税収めてたから、今回の確定申告では3万円くらい還付となり、収めた所得税は0でした。3月で公務員退職の方はそんなパターンが多いかもですね。

退職金も控除が使えるので税金はゼロ。申告もしなくても良いということで。

あぁ、来年からは所得税かかってくるんだなぁ…ヤダヤダヤダ。

マイクロ法人が1クールおわったよ

ネットで調べまくってなんとか完走。

2023年の3月に心配しかしてなかったマイクロ法人もようやく決算が終わり、マイクロ法人のまとめ記事も完成しました。

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マイクロ法人の設立から1年目が終了するまで大変だったことのベスト3はこんな感じです。

第3位:年末調整
第2位:決算申告
第1位:設立登記申請(退職前にやった)

年末調整や決算なんて、税務署とかから届く書類見るだけだとマジ全く意味不明ですからね(ネットというものがこの時代にあって良かった…)。

なんとか誰かに怒られたりすることもなく1年やってこれたし、マイクロ法人のおかげでこの1年の社会保険料の節約額がエグいです。

前年普通に公務員だったから、フリーランス1年目の健康保険料はバカ高いです。国民健康保険だと年間630,000円、任意継続制度を使っても530,000円くらいと試算していたのが、マイクロ法人でなんと年間84,000円になりました。

マイクロ法人の運営コストとして1年目は170,000円くらいなので、それを合わせてもマイクロ法人使えばコストは253,000円、国民健康保険や任意継続制度の半分以下になりました。

よくやったぞ、自分。とここは褒めてあげたいし、退職前に簿記やっておいたのが確定申告でもマイクロ法人でもかなり役にたったから、取っておいて良かったです。

退職前から何かしらの収入があって、退職後少なくとも2年目くらいにはそれなりの収入が見込める方は退職後すぐにマイクロ法人設立して1年目のバカ高い健康保険料を安くするのはマジでおすすめ(退職前に設立登記までしておく必要があるけど…)。

まとめ 壺に何を先に入れるのか

この「壺」のお話、好きなんです。

ひろゆきさんも好きな逸話ってことで紹介されているこのお話がやたら響きました。

壺に岩や砂利を入れるというお話。詰めたあとに「もう何も入らない」と思っても、砂や水だったらまだ入る。やろうと思ったらなんでも詰め込めるのよ。

っていうお話かと思いきや、この話の本当の教訓は「他のものを入れちゃうと一番大きい岩は絶対入らないよ」ということ。

自分という壺に入れたい一番おおきい大切なものは一体なんなのか、それを真っ先に先に入れることが大事だよね、っていう教訓なんです。

コギト

自分にとって公務員を辞めてフリーランスになったのは、砂利を取り除いて本当に入れたいものをちゃんと入れてあげることだったのかも。

これから売上下がったりとか売上下がったりなど、いろんな売上が下がることもあるんでしょうけど(それしか言っていない)、それでも壺に大切な岩を入れることができたことには満足しているわけです。

今回は以上です!

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